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標準入出力のリダイレクトに対応したコンソール・アプリケーションを作る

 WideStudioでのコンソール・アプリのビルド方法はこちらのWideStudioユーザの方のページで解説されていますが、一応ここにも簡単にまとめておきます。

  • 新規プロジェクトを作成し、[プロジェクト設定]ダイアログを開く
  • [コンパイル]タブを表示し、main関数を含むソースファイルの拡張子を".o"に変更したファイル名を[追加オブジェクト]欄に入力
  • [リンク]タブを表示し、[通常モード]-[個別ライブラリ]欄内の"-mwindows"を削除
  • [OK]ボタンでプロジェクト設定ダイアログを閉じる
  • 一度以上ビルドを行った別のGUIアプリのプロジェクトから"main.ico"ファイル、"wsres.rc"ファイル、"icons"フォルダをコピー

 以上の作業の後にビルドを実行すると、コンソール・アプリの実行ファイルが作られます。

 ちなみにビルド時のリンク方式をスタティックリンクに設定するとDLL不要の実行ファイルを作れますが、どんなに小さなソフトでも2MB以上のサイズになってしまうのでおすすめしません(笑)。

 標準入出力がリダイレクトされているかどうかはisattyという関数で知ることができます。この関数はC言語の標準ライブラリには含まれていないようですが、WindowsやUNIXでは使えるようです。

>> サンプルソースを見る