GTK+のウィジェットやオブジェクトは、インスタンスごとにプロパティ(property)というものを持っています。
プロパティは、インスタンスの内部情報や状態を表し、ウィジェット(オブジェクト)の種類ごとにどんなプロパティを持つかが決まっています。例えば、GtkButtonウィジェットであれば、ボタン上に表示される文字列を表すlabelプロパティを持っています。
プロパティの値を設定・取得するには、プロパティごとに用意されている設定・取得用関数を実行します。例えば、GtkButtonウィジェットであれば、gtk_button_set_label、gtk_button_get_label関数によって、labelプロパティの値を設定・取得することができます。