5.2 トグルボタン(GtkToggleButton)

サンプル5-2

 GtkToggleButtonウィジェットは、GtkButtonと非常によく似た形をしていますが、1つ違うのは、一度クリックされて押された(凹んだ)状態になると、もう一度クリックされるまでその状態が続くことです。GtkToggleButtonは、クリックされて状態が変わるごとに、toggledシグナルを発生させます。

 GtkToggleButtonを生成するには、gtk_toggle_button_new、gtk_toggle_button_new_with_label、gtk_toggle_button_new_with_mnemonic、の3つの関数のうちのいずれかを実行します。

 ボタンの状態を知りたい時には、gtk_toggle_button_get_active関数を実行します。戻り値として、TRUE(1)、またはFALSE(0)がstatに代入されます。押された(凹んだ)状態がTRUEです。

 ボタンの状態を変更したい時には、gtk_toggle_button_set_active関数を実行してください。この関数を実行すると、クリックされた時と同じようにtoggledシグナルが発生します。

 次のページから、サンプルプログラムのスクリプトと、その説明です。

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