#const GTK_WINDOW_TOPLEVEL 0 ; GtkWindowType
gtk_window_new GTK_WINDOW_TOPLEVEL
win = stat
GTK+のgtk_window_new関数で空のウィンドウを生成して、それを表す値を変数に保存しています。
定数GTK_WINDOW_TOPLEVELは、GTK+3のアーカイブに添付されているC言語用ヘッダファイルに定義されているので、HSPであらためて書き直しています。
GTK_WINDOW_TOPLEVEL定数は、添付マニュアルの"\share\gtk-doc\html\gtk3\gtk3-Standard-Enumerations.html"のページにもC言語での定義が載っていますが、値は0です。値さえわかれば、マクロは絶対に必要なものではありませんが、毎度、調べたり思い出したりする手間を考えれば、（再利用することを前提に）書いておくのが得策です。
gtk_window_new関数の引数には、GTK_WINDOW_TOPLEVEL、または、GTK_WINDOW_POPUP（こちらも添付マニュアルに載っていますが、値は1です）を指定します。
GTK_WINDOW_TOPLEVELを指定すると、いわゆるメインウィンドウ、トップレベルウィンドウを生成することができます。
GTK_WINDOW_POPUPは、ポップアップメニューやポップアップのツールチップを1から作りたいときに指定します。ですが、この定数を使うよりも簡単な方法があるので、使う機会はあまりないでしょう。この定数はダイアログを生成するためのものではありません。ダイアログを生成するには、別の専用の関数を実行する必要があります。ダイアログについては、10章で詳しく説明します。