(2009/01/15 更新)
* とりあえずこの組み合わせならうまく行くという例です。
* Windows XP上での手順です。
* 環境変数をいじる作業は注意して行って下さい。
* 最近私はRuby-GNOME2の方が気に入っています。よかったらこちらも見てみて下さい。
Tcl/Tkのインストール
●ActiveStateのサイトからActiveTclをダウンロード。
(ActiveTclやdownloadというキーワードを頼りにリンクをたどればダウンロードページに行けます。途中の個人情報の入力は強制ではありません)
●ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックしてActiveTclをインストール。
※ このページに書いてある作業をすべて行ってもスクリプトが動かない場合、インストールするTcl/Tkのバージョンを下げることでうまく行くことがあります。(例: 8.5.x.x -> 8.4.x.x)
Rubyのインストール
※ One-Click Ruby Installer for Windows、またはRuby-mswin32 (ja)のどちらかを選んでインストールします。One-Click Ruby Installerの方が以後の作業は楽です。
[ One-Click Ruby Installer ]
●RubyInstallerWiki: RubyInstallerのサイト(英語)で自己解凍式インストーラ(exeファイル)をダウンロードする。トップページの[one-click, self-contained Windows installer download]のリンクをクリックすればダウンロードページに行けます。どのバージョンを選ぶか迷う場合は、一番新しいFinal Releaseでいいと思います。
●ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックしてインストール。
[ Ruby-mswin32 (ja) ]
●Ruby-mswin32 (ja)のサイトでアーカイブをダウンロード。(Releaseのページ)
●ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックして解凍。できたフォルダを好きな場所に移動。
●Rubyのインストールフォルダにある"bin"フォルダのフルパスを環境変数PATHに追加。
([マイ コンピュータ]のプロパティを開き、[詳細設定]タブの[環境変数]ボタンをクリック。[環境変数]ダイアログの[システム環境変数]の変数[PATH]の項目に"bin"フォルダのフルパスを追加。追加前の値とは必ずセミコロン(;)で区切らなければならない。一人のユーザだけで使うのであれば、[ユーザー環境変数]に変数[PATH]を作成し、そこに設定してもよい)
RubyからTkを利用するための設定
※ この作業はRuby-mswin32 (ja)を利用する場合のみ必要です。
●同じく[環境変数]ダイアログの[システム環境変数]に以下の項目を新規に作成する。
(一人のユーザだけで使うのであれば、[ユーザー環境変数]に作成してもよい)
変数: TCL_LIBRARY 値: ActiveTclのインストールフォルダの \lib\tcl?.? フォルダのフルパス
(?.?はバージョン番号。例:d:\program\Tcl\lib\tcl8.4)
変数: TK_LIBRARY 値: ActiveTclのインストールフォルダの \lib\tk?.? フォルダのフルパス
(?.?はバージョン番号。例:d:\program\Tcl\lib\tk8.4)
Windowsを再起動
以上の作業が終わったらWindowsを再起動します。
動作テスト
このスクリプトを実行してウィンドウが表示されれば、インストールは成功しているはずです。
動作確認バージョン:
ActiveTcl 8.4.9.1 / One-Click Ruby Installer (ruby 1.8.6 (2007-09-24 patchlevel 111) [i386-mswin32])
ActiveTcl 8.4.12.0 / Ruby-mswin32 (ja) (ruby 1.8.3 (2005-09-21) [i386-mswin32])