cLauncher-1 ver.0.0.6 マニュアル

(2006/12/6作成)

●目次

cLauncher-1とは
動作確認OS
使用条件
ファイル一覧
新バージョンでの変更点
インストール
  ●アップデート
アンインストール
使い方
  ●ウィンドウを表示する/隠す
  ●ホットキーの設定を変更する
  ●コマンド登録
    ●cmdlist.txtにコマンドラインを登録する
    ●インストールフォルダ以下にファイル/フォルダを置く
    ●aliaslist.txtにエイリアスを登録する
  ●コマンド実行
    ●cmdlist.txtに登録したコマンドラインを実行する
    ●インストールフォルダ以下にあるファイル/フォルダをオープンする
    ●コマンド補完機能
    ●一度に複数のコマンドを実行する
    ●リダイレクトやパイプの機能を利用しながらコンソール・アプリケーションを起動する
    ●ウィンドウを非表示にしてアプリケーションを起動する
  ●内部コマンド
    ●cLauncher-1の内部データを更新する
  ●cLauncher-1を外部プログラムから操作する
ToDo List
既知のバグ
更新履歴
開発環境、開発に利用したツール
作者について


●cLauncher-1とは

いわゆるコマンドライン型のランチャーです。実行ファイルのパスなど任意のコマンドラインに短めの名前をつけておいて、その名前をキーボードから入力することでコマンドラインを実行するためのソフトです。

主な特徴は以下の通り。

●常駐型。ホットキー(デフォルトはPause/Breakキー)でアクティブ/非表示を切り替え。

●インストールフォルダおよび以下2階層目までのフォルダとそこにあるファイルは名前のみの入力でオープン。実行ファイルおよび拡張子を登録済みのデータファイルは拡張子を省略可。

●実行ファイル起動時のウィンドウ状態設定機能。(通常/最大化/最小化/非表示)

●コンソール・アプリケーション実行時のリダイレクト・パイプ機能。クリップボード内のテキストを標準入力に流し込んで起動したり、標準出力をクリップボードやダイアログに切り替えたりもできる。

●コマンド入力時の補完機能、補完候補リスト表示機能。

●内部コマンドを外部プログラムから実行するためのウィンドウメッセージに対応。


●動作確認OS

Windows XP Pro SP2


●使用条件

このソフトは条件付きフリーウェアです。使用者ご自身がウェブサイト(ホームページ)を運営している場合、そこからソフト作者のウェブサイトにリンクを張っていただくようにお願いしています。お手数ですが、詳しくはこちらのページをご覧下さい

このソフトを使用することによって生じた損害等について、作者は責任を負わないものとします。各自の責任においてご使用下さい。

転載/再配布については、アーカイブの取得について対価を請求しない場合のみ自由とします。それ以外の場合は作者からメールで許可を得て下さい。ただし雑誌・書籍への添付は、本文でウィンドウのキャプチャー画像を紹介している場合のみ許可は不要です。転載/再配布時のアーカイブの改変は不可とさせていただきます。


●ファイル/フォルダ一覧

clnchr-1.exe ... ソフト本体

clauncher1utils ... clnchr-1.exeの動作に必要な補助ソフトが入っているフォルダ

hspda.dll ... clnchr-1.exeの動作に必要なライブラリ

(上記のファイル/フォルダはアンインストール時以外削除しないで下さい)

manual.html ... このファイル

(下記のものはclnchr-1.exe起動時または終了時に自動で作成されます)

ini.txt ... ソフト本体の設定ファイル

cmdlist.txt ... コマンド設定ファイル (「●cmdlist.txtにコマンドラインを登録する」の項目を参照)

interplist.txt ... 名前のみの入力でオープンしたいデータファイルの拡張子とオープンする実行ファイルのパスを設定するファイル (「●インストールフォルダ以下にファイル/フォルダを置く」の項目を参照)

aliaslist.txt ... エイリアス設定ファイル (「●aliaslist.txtにエイリアスを登録する」の項目を参照)

temp ... 一時ファイル作成用フォルダ


●新バージョンでの変更点

- ver.0.0.6 -

実行ファイルのアイコンをオリジナルのものに変更。

cLauncher-1を外部から操作するためのウィンドウメッセージに対応。

上記のウィンドウメッセージを利用したHSPプログラムを作るためのモジュールとそのモジュールを使ったサンプルスクリプトを添付(「clauncher1utils」フォルダ)。

インストールフォルダを名前だけでオープンできるのをマニュアルに書いていなかったのを修正。


●インストール

clnchr-1.exeが入っているフォルダを任意の場所に移動。


●アップデート

以下のファイル/フォルダを上書きコピー。

clnchr-1.exe
hspda.dll
manual.html
clauncher1utils

使用者が「clauncher1utils」フォルダに独自に追加しているファイル/フォルダ名とバージョンアップで追加されたファイル/フォルダ名が偶然一致してしまった場合には、それらが上書きされてしまうので注意してください。


●アンインストール

clnchr-1.exeが入っているフォルダを削除。


●使い方


●ウィンドウを表示する/隠す

コマンド入力ウィンドウが非表示または非アクティブの時にホットキー(デフォルトはPause/Breakキー)を押すとアクティブになります。

ウィンドウがアクティブな時に同じキーを押すと非表示の状態になります。


●ホットキーの設定を変更する

ホットキーをデフォルトのPause/Breakキーから他のキーに変更するには、インストールフォルダにあるini.txtをテキストエディタで開き、「key:」+(ホットキーにしたいキーのキーコード(10進数))という内容の行を追加して下さい。(ini.txtがまだ作成されていない場合は、cLauncher-1を一度起動してPause/Breakキーでウィンドウをアクティブにしてから終了させて下さい)

ini.txtを編集するときには必ずcLauncher-1を終了させておいて下さい。

キーは単独でしか指定できないので、他のソフトの操作に使う可能性があるキーは避けた方がいいと思います。以下のあたりのキーをおすすめします。

 (Pause/Break)key:19
 (Num Lock)key:144
 (Scroll Lock)key:145


●コマンド登録


●cmdlist.txtにコマンドラインを登録する

現在は手作業で編集する必要があります。インストールフォルダにcmdlist.txtが存在しない場合は、手作業で作るかcLauncher-1を一度起動してください。

1つのコマンドにつき、下記の5つの項目を1行に1つずつ記述して下さい。各行の先頭から最初の半角コロン(:)までは固定の設定名です。

1つのコマンドについての設定は必ず連続した行に書かれている必要があります。項目の順番は自由です。設定する必要がない項目(行)は省略することができますが、「コマンド名」と「コマンドライン」は必ず記述して下さい。

別のコマンド設定同士の間には1つ以上空行を入れて下さい。


■ コマンド名

コマンドラインを実行するために入力する名前です。名前に使える文字は、半角英数字とアンダースコア(_)のみ。他の記号・半角スペースは不可。

 (例)name:ie

例では「name:」が固定の設定名で「ie」が値です。


■ コマンドライン

コマンド名を入力した時に実行されるコマンドラインです。

先頭のキーワードは必ずファイルまたはフォルダのフルパスかURLである必要があります。

先頭のキーワードが実行ファイルパスの場合、オプションや引数を続けることができます。

パス/オプション/引数に半角スペースが含まれる場合は、""で囲む必要があります。

 (例)cmdline:"c:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe"
 (例)cmdline:"c:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" http://lldev.jp/


■ 作業フォルダパス

「cmdline:」の先頭キーワードが実行ファイルパスの場合のみ有効です。

特に必要がなければ設定しなくてもかまいません。

 (例)dir:"c:\Program Files\Internet Explorer"


■ 起動時のウィンドウ表示

「cmdline:」の先頭キーワードが実行ファイルパスの場合のみ有効です。

以下の4つの値の内の1つを記述して下さい。

 nor 通常
 min 最小化
 max 最大化
 hid 非表示

 (例)win:nor

設定を省略した場合、通常表示が選択されます。


■ コメント

コマンドラインの実行には何の影響も与えません。改行コードを含まない任意のテキストを記述できます。

 (例)comment:InternetExplorer

(cmdlist.txt全体の例)

 (例)name:ie
 (例)cmdline:"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe"
 (例)dir:"C:\Program Files\Internet Explorer"
 (例)win:nor
 (例)comment:InternetExplorer
 (例)
 (例)name:calc
 (例)cmdline:C:\WINDOWS\system32\calc.exe
 (例)dir:
 (例)win:
 (例)comment:電卓

特に必要がなければ設定しなくてもかまいません。


●インストールフォルダ以下にファイル/フォルダを置く

インストールフォルダ(clnchr-1.exeがあるフォルダ)、およびインストールフォルダ以下2階層目までのフォルダとそこにあるファイルは、コマンドとして登録することなしにファイル/フォルダ名を入力するだけでオープンすることができます。

オープンするファイルが実行ファイル(exe)の場合、ファイル名入力時に「.」を含む拡張子を省略できます。入力名が存在するフォルダ名とバッティングする場合は、ファイルが優先されます。

またinterplist.txtに拡張子とその拡張子を持つデータファイルを開く実行ファイルのパスを登録することによって、ファイル名入力時に拡張子を省略できるファイルの種類を増やすことができます(拡張子を省略しなければ関連付けの設定に従ってオープンされます)。インストールフォルダにinterplist.txtが存在しない場合は、手作業で作るかcLauncher-1を一度起動してください。

スクリプト言語のソースの拡張子とインタプリタのパスの組み合わせなどを登録しておくと便利かもしれません。作者の場合、関連付け設定にはエディタを登録することが多いのでこの機能をつけました。

interplist.txtの書式はcmdlist.txtと似ていますが、設定項目は拡張子とパスの組み合わせの1種類のみです。「.」を除く拡張子+(半角のコロン)+パスの形で1行に1項目ずつ記述して下さい。

パスには半角スペースで区切る形でオプションや引数をつけ加えてもかまいません。

パス/オプション/引数に半角スペースが含まれる場合は、""で囲む必要があります。

(interplist.txt全体の例)

 (例)rb:c:\ruby-1.8.5-i386-mswin32\bin\ruby.exe
 (例)pl:"c:\program files\perl\bin\perl.exe"
 (例)txt:d:\terapad\terapad.exe


●aliaslist.txtにエイリアスを登録する

エイリアスとは、aliaslist.txtというファイルに改行コードを含まない一続きのテキストと名前のセットを登録しておくと、コマンドライン実行時に、コマンドラインに含まれるエイリアス名が自動的に対応するテキストに変換されるという機能です。

aliaslist.txtは今のところ手作業で編集する必要があります。インストールフォルダにaliaslist.txtが存在しない場合は、自分で作るかcLauncher-1を一度起動してください。

エイリアスは、(エイリアス名)+「:」+(変換後テキスト)、という書式で1行に1項目ずつ記述して下さい。「:」は半角コロンです。エイリアス名に使える文字は半角英数字とアンダースコア(_)のみで、他の記号・半角スペースは不可です。

エイリアスの登録はcmdlist.txtにコマンドラインを登録するのに似ていますが、変換後テキストは先頭がフルパスである必要がないのに加え、cLauncher-1に登録済みのコマンド名/ファイル名、コマンド区切り記号リダイレクト記号ウィンドウ非表示オプション記号、登録済みエイリアス名などを含むことができます(含まなくてもかまいません)。とにかくcLauncher-1で実行できるコマンドラインやその一部であれば何でもかまいません。

■■ 注意 ■■■■■■■■■■■■■■■■■

変換後テキストには、単独のキーワードとしてテキスト自身のエイリアス名を含めないで下さい。また複数のエイリアス間で、変換後テキストに単独のキーワードとして互いの名前を含めないようにして下さい。どちらの場合も危険な誤動作を起こします。とりあえず、変換後テキストにはエイリアス名を含めないようにするのが一番安全です。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(aliaslist.txt全体の例)

 (例)2cmd:cmd1 arg1 ; cmd2 "arg 1"
 (例)cmd:command >#
 (例)text:"ただのテキスト"


●エイリアス名の入力位置

エイリアス名は実行するコマンドラインのどの位置に入力してもかまいません。単純に対応するテキストに変換されます。


●コマンド実行

ウィンドウのコマンド入力欄に、登録済みのコマンド名またはファイル/フォルダ名またはそれらが登録されたエイリアス名を入力してEnterキーを押すとそのコマンドを実行できます。コマンドの実行が成功した場合には、自動的にウィンドウが非表示の状態になります。

また入力欄の先頭キーワードの入力中は、登録済みのコマンド名、ファイル/フォルダ名、エイリアス名と一致しているかどうかのチェックが行われ、その結果がウィンドウのキャプションに反映されます。(「●コマンド補完機能」の項目も参照)

一致している場合にはキャプションの末尾が「[!]」になり、していない場合には「[?]」になります。「[*]」になっているときはチェックが行われていないことを表しています。

先頭以外のキーワードの入力中は、先頭キーワードの評価にかかわらず「[?]」または「[*]」が表示されます。

(キーワードとは入力欄のテキストを半角スペースで区切ったもののことを指します)


●cmdlist.txtに登録したコマンドラインを実行する

cmdlist.txtのコマンド設定の「name:」の項目に記述した名前を入力すると、「cmdline:」の項目に記述したコマンドラインを実行することができます。このときオープンするのが実行ファイルであれば、「dir:」や「win:」の項目の内容も適用されます。

コマンド名入力時にもコマンドラインオプションや引数を追加することができます。半角スペースで区切って入力して下さい。オプションや引数自体に半角スペースが含まれる場合は""で囲んで下さい。


●インストールフォルダ以下にあるファイル/フォルダをオープンする

「●コマンド登録」の「●インストールフォルダ以下にファイル/フォルダを置く」に書いたように、インストールフォルダ、およびインストールフォルダ以下2階層目までのフォルダとそこにあるファイルは、コマンドとして登録することなしにファイル/フォルダ名を入力するだけでオープンできます。

ファイル名の拡張子を省略できる場合についても前述した通りです。

実行ファイル名を入力する場合およびその他拡張子を省略したファイル名を入力する場合にのみコマンドラインオプションや引数を追加することができます。


●コマンド補完機能

コマンド補完機能とは、コマンド入力欄にあるテキストが登録済みコマンド名や登録済みファイル/フォルダ名の先頭と一致するかどうかを随時チェックして、一致する場合には未入力の部分を自動で入力欄に追加し、さらに一致するものが複数ある場合、それらをリスト表示することによって、リスト項目を選択するだけでそのコマンドを入力できる機能です。

コマンド入力中に自動でテキストが追加され、なおかつ補完候補リストが表示されない場合は、補完できる可能性があるコマンドは1つのみであることを意味しています。ここでEnterキーを押すとそのコマンドを実行できます。

補完候補リストが表示されたときは、上下のカーソルキーで任意の項目を選択しEnterキーを押せばそのコマンドを実行できます。

補完候補リストが表示されている間も自由に入力欄のテキストを編集することができます。状況に応じて補完候補リストは自動的に非表示になります。


●一度に複数のコマンドを実行する

下記の「コマンド区切り記号」をコマンドとコマンドの間に入れることで、一度に複数のコマンドを入力・実行することができます。記号はすべて半角1文字です。

記号の前後には必ず半角スペースを入れてください。

記号は1箇所(=2つのコマンドの間)につき1つしか使えません。

コマンド区切り記号をコマンドの一部として解釈させることはできません(単独でコマンド名やコマンドラインオプション/引数として使うことはできない)。ただし""で囲まれていたり、複数の文字からなるキーワードに含まれている場合はこの限りではありません。

コマンド区切り記号をcmdlist.txt内の「cmdline:」の項目に含めることはできません。

区切り記号の影響を受けるコマンド(ライン)が直接データファイルを開くものの場合、「;」以外の記号の機能は無効になります。


■ ;

単純にコマンドとコマンドの区切りを示すためだけの記号です。記号のあとにコマンドを入力しなくても正常に動作します。

 (例)cmd1 ; cmd2 p1 p2
 (例)cmd1 p1 ;


以下の2つの記号は、対話的な操作を必要としない(=コマンドラインで指定した処理を自動で実行し、そのまま終了するタイプの)アプリケーションを起動するコマンドの後ろでのみ使うことをおすすめします。記号のあとにコマンドを入力しなくても正常に動作します。

■ &

記号の前のコマンドで起動したアプリケーションが終了するまで次のコマンドを実行しません。

アプリケーションはウィンドウが非表示の状態で起動されます。ウィンドウを表示した状態で起動したい場合は、「&」の代わりに「>& ;」と入力して下さい。

 (例)conapp & cmd2
 (例)conapp p1 &

■ !

記号の前のコマンドで起動したアプリケーションが終了するまで次のコマンドを実行しません。またそのアプリケーションが終了した時にWindows標準の警告音を鳴らします。

アプリケーションはウィンドウが非表示の状態で起動されます。ウィンドウを表示した状態で起動したい場合は、「!」の代わりに「>! ;」と入力して下さい。


以下の2つの記号はコンソール・アプリケーションを起動するコマンドの後ろでのみ使えます。記号のあとにコマンドを入力しなくても正常に動作します。

■ #

記号の前のコマンドで起動したアプリケーションの標準出力データをcLauncher-1で受け取ってダイアログに表示します(結果としてダイアログを閉じるまで次のコマンドは実行されません)。デフォルトの標準出力には出力されません。

またコンソール・ウィンドウは自動的に非表示になります。ウィンドウを表示した状態で起動したい場合は、「#」の代わりに「># ;」と入力して下さい。

■ @

記号の前のコマンドで起動したアプリケーションの標準出力データをcLauncher-1で受け取ってクリップボードにコピーします。デフォルトの標準出力には出力されません。

またコンソール・ウィンドウは自動的に非表示になります。ウィンドウを表示した状態で起動したい場合は、「@」の代わりに「>@ ;」と入力して下さい。


以下の記号はコンソール・アプリケーションを起動するコマンドの後ろでのみ使えます。また記号の後ろに必ずコンソール・アプリケーションを起動するコマンドを入力する必要があります。

■ |

いわゆるパイプ機能を実現します。

記号の前後のコマンドで起動されるコンソール・アプリケーションのウィンドウは自動的に非表示になります。

ウィンドウを表示した状態で起動したい場合は、まず「|」の代わりに「>| ;」と入力し、さらに「;」の後ろのコマンドの末尾に(半角スペース+)「<|」を追加して下さい。ただしこの方法は入力ミスが起こりやすいので、あまりおすすめしません。


●リダイレクトやパイプの機能を利用しながらコンソール・アプリケーションを起動する

●パイプ機能を利用する

コマンド区切り記号の「|」を使って下さい。

●リダイレクト機能を利用する

下記のリダイレクト記号をコマンドの引数として指定することができます。これらの記号はコマンドが起動するアプリケーションには渡されません。ただし""で囲まれていたり、「<」や「>」以外の文字から始まるキーワードに含まれているだけの場合には、コマンド(が起動するアプリケーション)に対するただの引数として扱われます。

リダイレクト記号をcmdlist.txt内の「cmdline:」の項目に含めることはできません。


■ <@

クリップボード内のテキストデータをコマンドが起動するコンソール・アプリケーションの標準入力に流し込みます。

後述の「<(ファイルパス)」と同時に使うことはできません。またコマンド区切り記号の「|」の後ろにあるコマンドでは使わないで下さい。


■ >@

コマンドが起動したコンソール・アプリケーションの標準出力データを横取りしてクリップボードにコピーします。デフォルトの標準出力には出力されません。

後述の「>#」または「>(ファイルパス)」と同時に使うことはできません。またコマンド区切り記号の「|」の前にあるコマンドでは使わないで下さい。


■ >#

コマンドが起動したコンソール・アプリケーションの標準出力データを横取りしてダイアログに表示します。デフォルトの標準出力には出力されません。

前述の「>@」または後述の「>(ファイルパス)」と同時に使うことはできません。またコマンド区切り記号の「|」の前にあるコマンドでは使わないで下さい。


■ <(ファイルパス)

コマンドが起動したコンソール・アプリケーションの標準入力を指定したファイルに変更します。パスに半角スペースが含まれている場合には、パスのみを""で囲む必要があります。相対パスまたはファイル名のみを指定することはできません。

前述の「<@」と同時に使うことはできません。またコマンド区切り記号の「|」の後ろにあるコマンドでは使わないで下さい。

 (例)cmd p1 <c:\hoge\file.txt
 (例)cmd <c:\hoge\file.txt p1
 (例)cmd p1 <"c:\hoge\file 2.txt"


■ >(ファイルパス)

コマンドが起動したコンソール・アプリケーションの標準出力を指定したファイルに変更します。パスに半角スペースが含まれている場合には、パスのみを""で囲む必要があります。相対パスを指定することはできません。ファイル名のみを指定した場合には、コマンドがcmdlist.txtに登録されていて、なおかつ作業フォルダ(dir:)が指定されているときにのみそのフォルダ内に出力され、それ以外の場合にはcLauncher-1インストールフォルダの「temp」フォルダ内に出力されます。

前述の「>@」または「>#」と同時に使うことはできません。またコマンド区切り記号の「|」の前にあるコマンドでは使わないで下さい。

 (例)cmd p1 >c:\hoge\file.txt
 (例)cmd >c:\hoge\file.txt p1
 (例)cmd p1 >"c:\hoge\file 2.txt"
 (例)cmd p1 >file.txt


●ウィンドウを非表示にしてアプリケーションを起動する

下記の記号をコマンドの引数として指定することによってウィンドウを非表示にした状態でアプリケーションを起動することができます。この記号はコマンドが起動するアプリケーションには渡されません。ただし""で囲まれていたり、「<」以外の文字から始まるキーワードに含まれているだけの場合には、コマンド(が起動するアプリケーション)に対するただの引数として扱われます。


■ <#

この記号によるウィンドウ表示状態の指定は、cmdlist.txtに登録されている「win:」設定よりも優先されます。

この機能は対話的な操作が不要なコンソール・アプリケーションを起動する場合に使うことを想定しています。

この記号をcmdlist.txtの設定の「cmdline:」の項目に含めることはできません。


●内部コマンド

内部コマンドとは、あらかじめcLauncher-1内部に登録されている、cLauncher-1自体を操作するためのコマンドです。


●cLauncher-1の内部データを更新する

■ aliaslistupdate

cLauncher-1を再起動することなしにaliaslist.txtをリロードする。


■ cmdlistupdate

cLauncher-1を再起動することなしにcmdlist.txtをリロードする。


■ interplistupdate

cLauncher-1を再起動することなしにinterplist.txtをリロードする。


■ myfilelistupdate

cLauncher-1を再起動することなしに、インストールフォルダ、およびインストールフォルダ以下2階層目までのフォルダとそこにあるファイルのリストを更新する。


●cLauncher-1を外部プログラムから操作する

外部のプログラムからcLauncher-1のコマンド入力ウィンドウに対して下記のIDのウィンドウメッセージを送信すると、各IDに対応した処理を行わせることができます。

(ID)
0x8000

aliaslist.txtをリロード。(=内部コマンドのaliaslistupdate)
0x8001
cmdlist.txtをリロード。(=内部コマンドのcmdlistupdate)
0x8002
interplist.txtをリロード。(=内部コマンドのinterplistupdate)
0x8003
インストールフォルダ、およびインストールフォルダ以下2階層目までのフォルダとそこにあるファイルのリストを更新。(=内部コマンドのmyfilelistupdate)

ver.0.0.6以降の「clauncher1utils\cl1tool_sample」フォルダには、上記のウィンドウメッセージを利用したHSPプログラムを作るためのモジュールとそのモジュールを使ったサンプルスクリプトが置いてあります。


●ToDo List

●cLauncher-1を便利に使うための内部コマンドや補助ツールの追加。


●既知のバグ(修正が難しいもの)

●関連付けを設定していない拡張子のデータファイルを直接開こうとすると、cLauncher-1が強制終了してしまう。

●コマンド補完候補リスト下部の境界線が表示されない。

●コマンド補完候補リストの項目をクリックで選択できない。


●更新履歴

- ver.0.0.5 -

クリップボード内のテキストを標準入力に流し込んでコンソール・アプリケーションを起動する処理で、2回目以降テキストが取得されなくなることがあるバグを修正。

cmdlist.txtに登録したコマンド名/コマンド区切り記号/リダイレクト記号などを含めたコマンドラインや任意のテキストを登録できるエイリアス機能を追加。

cLauncher-1を起動したまま各種リストを更新するための内部コマンドを追加。

コマンド入力時にエイリアス名と内部コマンド名も補完されるようにした。

cmdlist.txtの値を記入しない設定の行を省略できるようにした。

すべての設定ファイルを初回起動時に自動生成するようにした。

- ver.0.0.4 -

インストールフォルダ以下のフォルダリストの作成に失敗することがあるバグを修正。

- ver.0.0.3 -

コマンド入力時の補完機能、補完候補リスト表示機能を追加。 (「●コマンド補完機能」の項目を参照)

ソフトの内部でコマンド検索を行った時に、結果をコマンド入力ウィンドウのキャプションに表示するようにした。 (「●コマンド実行」の項目を参照)

コマンドラインの実行が成功した時、入力したコマンドラインを削除せず全選択するようにした。

「&」記号付きのコマンドでアプリケーションを起動した時は常にウィンドウを非表示にするようにした。

「!」記号付きのコマンドでアプリケーションを起動した時は常にウィンドウを非表示にするようにした。

条件付きフリーウェアに変更。

- ver.0.0.2 -

コマンドを実行してウィンドウが非表示になった後にホットキーに反応しなくなってしまうことがあるバグを修正。 (まだたまに発生する)

- ver.0.0.1 -

2006/10/26初公開


●開発環境、開発に利用したツール

Celeron 2.3GHz / 512MB RAM
Windows XP Pro SP2

Hot Soup Processor ver.3.1 beta6(プログラミング言語)
 http://www.onionsoft.net/hsp/
 http://hsp.tv/

HSPod v2.0.0.0(リソース埋め込み)
http://pentacle.yaekumo.com/

G・こんばーちゃ♪ Ver 1.52(アイコンファイル作成)
http://uchijyu.hp.infoseek.co.jp/


●作者について

ハンドル : chrono
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