10.2 メッセージダイアログ(GtkMessageDialog)

サンプル10-2-1
サンプル10-2-2
サンプル10-2-3

 GtkMessageDialogウィジェットは、文字列情報を提示することに特化したシンプルなダイアログです。

 GtkMessageDialogのcontent areaには、2種類の文字列と、ダイアログの目的を表すアイコンを表示することができます。

2つの文字列のうち、一番伝えたい重要な情報を、大きめの太字のフォントで表示されるメインテキストとして設定し、補足として付け加えたい補助的な情報を、メインテキストの下に小さめのフォントで表示されるセカンダリテキストとして設定します。

また、ダイアログに表示するアイコンは、「情報(お知らせ)」、「警告」、「質問」、「エラー」を意味するもののいずれか、もしくは、非表示を選択できます。

 action areaに追加するボタンは、GtkDialogのように1つずつ指定するのではなく、ボタンの組み合わせ全体を、あらかじめ用意された数パターンの中から選んで指定します。

 次のページから始まるサンプルプログラムでは、モーダルなダイアログとモーダルでないダイアログの両方を作成しています。

モーダルなダイアログは、前節の10.1で説明・例示したのと同じやり方で作ります。

モーダルでないダイアログは、通常のウィンドウと同じやり方で、ウィジェットの表示とイベント(シグナル)への対応を行います。

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同じやり方で作ります。

モーダルでないダイアログは、通常のウィンドウと同じやり方で、ウィジェットの表示とイベント(シグナル)への対応を行います。

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