#enum GTK_ORIENTATION_HORIZONTAL = 0 ; GtkOrientation
#enum GTK_ORIENTATION_VERTICAL
// HBox生成
gtk_box_new GTK_ORIENTATION_HORIZONTAL, 5
hbox = stat
// VBox生成
gtk_box_new GTK_ORIENTATION_VERTICAL, 5
vbox = stat
ここでは、gtk_box_new関数を実行して、GtkHBoxおよびGtkVBoxウィジェットを生成しています。
1つ目の引数には、GtkBox上にウィジェットを並べる方向を指定します。組み込みの定数のGTK_ORIENTATION_HORIZONTAL、あるいはGTK_ORIENTATION_VERTICALのどちらかを渡してください。
ただし、組み込みと言っても、C言語でプログラミングする場合の話で、HSPの場合、明示的に定義しておく必要があります。このチュートリアルでは、サンプルプログラムのファイル構成をシンプルにするために、既出のサンプルで使ったものも毎回書き直していますが、自分でプログラミングする時には、DLL関数用の#func命令と同じようにヘッダファイルに記述しておいて、それをインクルードするだけで使えるようにしておくと便利です。(https://github.com/kitachro/hsp-gtk/tree/master/demoに不完全ですが、GTK+のDLLごとのHSP用ヘッダファイルを置いてあります)
2つ目の引数には、GtkBoxの上に並べるウィジェット同士の間にどれくらいの間隔をあけるかを、ピクセル単位で指定します。
gtk_box_new関数の戻り値は、ウィジェットのインスタンスを表す値になっているので、後で利用できるように、変数に保存しています。