"execscr.exe" ver.0.0.2 readme (2006/1/14作成) ●目次  ・はじめに  ・動作確認環境  ・使用条件  ・ファイル一覧  ・ソースからの実行ファイル作成方法  ・インストール  ・アンインストール  ・対象として想定しているインタプリタ言語  (仕様)   ・コマンドライン書式   ・コマンドライン引数   ・引数指定マーク  ・更新履歴  ・開発環境、開発に利用したツール  ・作者について ●はじめに  execscr.exeはランチャー機能付きのエディタと共に使うことで、スクリプト言語のプロ  グラミング時に引数付きののデバッグ実行が簡単に行えるソフトです。 ●動作確認環境  Windows XP Home Edition SP1 ●使用条件  ・このソフトはフリーウェアです。作者からは使用料等を要求しません。  ・いかなる種類の 改変・他プログラムでの利用 を行っても構いません。  ・変更したものや部分的に使用したものは、あなたのものになります。公開する場合は、   あなたの名前の下で行って下さい。  ・このソフトを利用することによって生じた損害等について、作者は責任を負わないも   のとします。各自の責任においてご利用下さい。 ●ファイル一覧  readme.txt  ... このファイル  execscr.exe ... ソフト本体  execscr.bat ... スクリプト実行用バッチファイル。execscr.exe実行時に作成される。  *.hsp    ... HSP3ソース ●ソースからの実行ファイル作成方法  HSP3付属のスクリプトエディタで"main.hsp"を開き、[HSP]-[HSP拡張マクロを使用する]  メニューをチェックして、[HSP]-[実行ファイル自動作成]メニューを実行。 ●インストール  execscr.exeを好きな場所に移動してから、エディタ内蔵のランチャーなどに登録して  下さい。  【TeraPadのツール設定例】   ・名前        「Rubyスクリプト実行」など好きなものを入力。   ・実行ファイル        移動済みのexecscr.exeをダイアログで選択する。   ・コマンドラインパラメータ        以下の書式で入力。        "(引数指定マーク)" (インタプリタの実行ファイルパス) (インタプリタへのオプション) "%f"         (例) "#? " ruby "%f"        ・引数指定マークについては「●引数指定マーク」の項を参照。        ・インタプリタの実行ファイルパスはPATHが通っていればファイル名のみ         でも可。半角スペースを含む場合は""で囲む。        ・インタプリタへのオプションは省略可。   ・作業フォルダ        特になし。   ・ファイルの上書き保存        [上書き保存する]   ・キー        好きなものを指定。   ・その他チェック        [起動時に実行]はチェックしない。 ●アンインストール  ・execscr.exe、その他不要なファイルを削除。  ・エディタの外部ツール設定などを削除。 ●対象として想定しているスクリプト言語  ・Ruby(ruby.exe)  ・Perl(perl.exe)  ・Python(python.exe)  ・Tcl/Tk(wish.exe ?)   など ●コマンドライン書式  (execscr.exeの絶対パス) (引数1) (引数2) (引数3) (引数4)   execscr.exeのパスはPATHが通っていればファイル名だけで大丈夫な場合もあります。  (コマンドライン記述例)   c:\tool\execscr\execscr.exe "#? " ruby "c:\my documents\script\scr1.rb" ●コマンドライン引数  引数1 : スクリプト内の特定のコメント行をスクリプトへの引数として認識させるため      のマーク文字列(●引数指定マーク の項を参照)を指定する。必ず""で囲む。      スクリプト実行時に引数を渡す必要がない場合にも、この引数は省略しないで      必ず""を含めて3文字以上のものを指定して下さい。引数を渡さずに実行した      い場合は、スクリプトに埋め込んでいる引数指定マーク以降の文字列を削除す      るなどして下さい。  引数2 : スクリプトを実行するインタプリタの実行ファイルパス(拡張子なしでもOK)      を指定する。半角スペースを含む場合は""で囲む。PATHが通っていればファイ      ル名のみでも可。  引数3 : インタプリタ自体へのオプション文字列を指定。複数可。省略可。  引数4 : 実行したいスクリプトの絶対パスを指定する。半角スペースを含む場合は""で      囲む。 ●引数指定マーク(引数1)  execscr.exeはスクリプト実行時、行頭に「引数指定マーク」文字列がある行をスクリ  プトの1行目から順番に探して行き、最初に条件に一致した行の「引数指定マーク」以  降の文字列をそのままスクリプトの引数としてスクリプトのパスと一緒にインタプリタ  に渡して実行させます。  例えば「引数指定マーク」に"#? "を指定する場合、スクリプトへの引数(オプション  文字列含む)は以下の形式で埋め込んでおく必要があります。   #? (引数1) "(引数 2)" ...  当然ですが、「引数指定マーク」の先頭は使用するスクリプト言語のコメント記号であ  る必要があります。 ●更新履歴  - ver.0.0.2 -   ・スクリプト実行終了後、コマンドプロンプトウィンドウが自動的に閉じないように    した。   ・2006/1/14 公開  - ver.0.0.1 -   ・2006/1/11 公開 ●開発環境、開発に利用したツール  ・Celeron 1.2GHz / 256MB RAM  ・Windows XP Home Edition SP1  ・Hot Soup Processor ver3.0a(おにたまさん)    http://hsp.tv/    http://www.onionsoft.net/hsp/  ・Let's HSPUPX! v1.8(Kpanさん)    http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/ ●作者について  ハンドル:chrono  email: lldev●nifty.com(●を@に修正して下さい)  http://lldev.jp/